組踊 “孝行の巻”
浦添市の “国立劇場おきなわ” へ行ってきた。
この劇場の母体である “財団法人国立劇場おきなわ運営財団” は、沖縄組踊伝承者の養成研修を行っており、三年間の研修修了者で構成された “子の会(しーのかい)” が公演を行うとのことで、これは見逃せないと前売券を求めて観賞してきた。
演目は玉城朝薫(たまぐすくちょうくん)作の “孝行の巻” 。
この “玉城朝薫” という人・・・
琉球王朝時代に、中国からの柵封使を歓待するために1718年 “踊奉行” に任命され、江戸で学んだ歌舞伎や能などの影響を受けて沖縄の組踊を初めて創作した者と言われている。
その作品は “朝薫の五番” とよばれて現代に伝えられている。
①「執心鐘入」(しゅうしんかねいり)
②「二童敵討」(にどうてきうち)
③「名苅子」(めかるしぃ)
④「女物狂」(おんなものぐるい)
⑤「孝行の巻」(こうこうのまき)
・・・・・・ σ( ̄^ ̄) これまでに①と②を観賞している。
その組踊りとは、 “音楽・セリフ・舞踊” から成り立つ演劇で・・・歌もセリフも古の沖縄言葉なものでほとんど解らないのだが、国立劇場では舞台の左右に字幕表示装置があるので物語の展開は理解できる。
また、登場人物の “セリフ” の言い回しを “唱え” といって “八八八六調” の沖縄独特の琉歌形式の音律で・・・所々 “七五調” が出てくる・・・独特の抑揚(メロディ)がついている。
この響きが結構心地良いものである。
で、今回 “孝行の巻” を観賞した感想・・・
出演者は皆若い人ばかりってこともあり、衣装・メイク・セリフの口調等で年配者の演技をするのだが・・・やはり “若さ” を上手く消すことができなかったように感じた。
が、それはそれとして・・・十分に楽しめた内容ではあった。
是非とも他の作品も鑑賞したいものである。m(_ _)m













Recent Comments